手術看護

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麻酔 









全身麻酔


導入と維持 |

全身麻酔の流れ

術前検査

現疾患に関する検査と必要に応じ既往にある慢性疾患の検査血算・生化・感染症・血液型(必要に応じ不規則抗体)・出血凝固能検査・肺機能検査・尿検査・心電図・胸部レントゲン・状態により心機能検査

術前絶飲食

麻酔による誤嚥性肺炎を防ぐ目的で行ないます。
透明な液体(水・果汁を含まないジュース・お茶・砂糖ミルクを入れないコーヒー等)は、入室前2時間までは摂取しても問題とならず、量よりも種類の方が重要視される。
母乳は4時間以上の中止、ミルクは6時間以上の中止、離乳食は6時間以上の中止が必要となります。
成人の食事は軽食の場合6時間以上、脂質の多い食事の場合には8時間以上の中止が必要となります。

入室


確実に安全に入室できる方法で入室する。
各種モニターの装着
術式などを考慮し、確実にモニタリング出来るようにする。

麻酔導入


患者に合った麻酔導入法で導入する。

酔の維持

使用している麻酔薬で麻酔の維持を行なっていく

麻酔の覚醒〜退室


手術終了後、麻酔薬の濃度を下げ覚醒させていきます。覚醒し自発呼吸が確認されたら筋弛緩薬を拮抗させ、呼吸状態が安定したら抜管します。
バイタルが安定したら退出します。(覚醒するまでに器械・ガーゼが体内に残存していないことを明確にしておく必要があります)